三英堂について
守るために変われる
長い歴史、季節の報せ、日本の美学。和菓子には後世に語り継ぎたい伝統がつまっています。
守るべきものは変わらないけれど、その伝え方や表現は、時代や人、暮らしの変化にあわせてしなやかに変わっていけばいいと、私たちは思います。
伝統にとらわれすぎるでも、流行に流されるでもなく、いつの時も「三英堂らしい和菓子」をつくり続けたいと思います。
特別な日も、何気ない日も。
私たちが暮らす松江市が全国有数の御茶処、菓子処となったのには「不昧公」の名で親しまれる、松平家7代藩主松平治郷の存在があります。大名茶人としても知られる不昧公は著書の中で、流派や形式にとらわれない茶の湯を説きました。
三英堂が目指すのもまた、形式や伝統にとらわれない和菓子。御茶席で背筋を伸ばしていただくこともあれば、縁側でひょいっとつまむこともある。特別な場面だけでなく、何気ない日常の中でも、深く愛される和菓子をつくりたいと思います。
和菓子を愛おしむ時間ごと。
私たちが和菓子を通して伝えたいのは伝統や美味しさだけではありません。
和菓子に込められた意味や想い、うつろう日本の四季の美しさ、一緒に楽しむお茶や器のことなど、私たちが大切にしてきた、和菓子をとりまく愛おしい時間そのものを、ゆっくりとじっくりと伝えていく和菓子屋となることを目指しています。
歴史が磨く技。
昭和4年、岡栄三郎による創業時以来、その丁寧な技と品質を認められ、御茶席から手土産、観光客から町の人まで、幅広く親しまれてきました。
時代とともに和菓子づくりも機械化が進む中、三英堂は、昔ながらの手作業を大切にしているのも特徴のひとつです。
量産や効率化には不向きかもしれませんが、職人たちが丁寧に仕上げる和菓子たちは一つ一つに心が宿るように思います。
会社概要
社名 | 有限会社三英堂(さんえいどう) |
創業 | 昭和4年(会社設立:昭和25年12月16日) |
代表者 | 岡 英介 |
資本金 | 500万 |
事業内容 | 和菓子製造販売 |
本社・製造工場 |
〒690-0044 Tel 0852-21-3403 |